【作り方】 (1)仔羊背肉は脂身とスジをきれいに掃除し、塩・コショウで下味を付け、Aを肉全体にまぶす。 (2)エクストラヴァージンオリーブ油を塗ったアルミホイルで(1)を棒状に丸く包む。 (3)160度のオーブンに入れ、6〜7分ほど焼いてから取り出し、網の上で休ませる。 (4)カポナータをつくる。冷たい鍋にエクストラヴァージンオリーブ油とニンニクを入れて弱火にかけ、色を付けて香りを出す。 (5)さらにオニオンソテーと彩り野菜ミックスを入れ、しんなりするまで炒める。白ワインを振りアルコールを飛ばし、白ワイン酢を加える。 (6)沸いてきたらサンマルツァーノとローリエを入れて沸かす。アクを取り、軽く煮て塩で味を調える。 (7)エシャロットソースをつくる。鍋にエシャロットとバターを入れて炒め、シェリービネガーとバルサミコ酢、マルサラ酒を加えて1/4ほどになるまで煮詰める。 (8)さらにスーゴディカルネを加えて濃度が付くまで煮詰め、塩・コショウで味を調える。 (9)カルチョフィソースをつくる。鍋にエクストラヴァージンオリーブ油を入れ、つぶしたニンニクを色付けないように火を入れる。さらにオニオンソテーを入れ、ローリエと細く切ったカルチョフィを加えてソテーする。 (10)全体に火が入ったら白ワインを振り、ブロードディポッロを入れ、水で調節しながら10分ほど煮込む。 (11)仕上げに塩とカイエンヌペッパーで味を調え、ミキサーで回して裏濾し、ソースにする。 (12)器の中央に(6)を敷き、スライスした(3)を盛る。(11)は全体に線を引くように飾り、(8)は肉と器の周りにまく。最後にエクストラヴァージン オリーブ油(分量外)を全体に振りかける。
【作り方】 (1)豚ほほ肉と豚タン、豚背脂、豚耳は一口大に切り、フードプロセッサーに入れ回し、塩とコショウ、生クリームを加えてよく混ぜる。混ぜ上がったら一晩寝かせておく。 (2)オルツォとファッロをさっとソテーし、(1)を合わせる。 (3)ラップの上に(2)をのせて太目のロール状に巻き、真空にパッキングする。 (4)沸騰させた湯で(3)を4時間ほど茹で、氷水によくさらしてから一晩寝か せる。 (5)レンティッキエはサラダ油でさっと炒める。 (6)スライスした(4)を器に盛り、(5)を添える。
1969年、東京生まれ。 18歳で料理の道へ。当初はフランス料理を志していたが、西麻布の名店「カピトリーノ」などで修業。イタリアでの修業から1996年に帰国し、代々木上原「ヴォナ・ヴィータ」の料理長を経て、再びイタリアへ。「ロカンダ・ヴェッキア・パヴィア“アル・ムリーノ”」の料理長を経て、2006年帰国、6月に東京・白山に「ヴォーロ・コズィ」を開店、現在に至る。
「ヴォーロ・コズィ」 東京都文京区白山4-37-22 Tel:03-5319-3351
1963年生まれ。 六本木「キャンティー」など都内レストランに勤務後、イタリアに渡る。ヴェネト州「ダ・ジジエット」、ピエモンテ州「フリッポ」などで修業後、1997年に帰国。日本橋「アル・ポンテ」を経て、2000年「アルベラータ」を開店、現在に至る。
「アルベラータ」 東京都新宿区神楽坂5-30 TAKAMURA KMビル3F Tel:03-5225-3033